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“黒の暴牛”団のメンバーと離れ、ひとりで特訓を始めたゾラが、亡き父・ザラの 墓参りに立ち寄った故郷の村でイナという少年と出会った。 イナは、身分も魔力も低い下民の身で初めて魔法騎士団員となったザラにあこがれ、 自身も特訓を積んで魔法騎士団員になる夢を持っていた。 ところがそんなイナを、偶然、村を訪れていた貴族の少年・カイトとその取り巻きが“身の程知らず”とバカにする。 怒ったイナはカイトたちにケンカを売るが、それを止めたのはゾラだった。 そして“下民”に生まれたことを悔しがるイナに、ある話をする。