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<第72話>セントエルモの火

“紅蓮の獅子王”団の“温泉合宿”に参加することになったアスタたちが、
メレオレオナ団長に連れられてやってきたのは、
常に溶岩が噴出しているという強魔地帯“ユルティム火山”だった。
山頂にある“温泉”を目指し、常時、魔力をからだに纏い続ける
魔道士としての基礎技術 “マナスキン”を使って、
溶岩と熱から身を守りながら登ってゆく一同。
だが、魔力のないアスタにはそんなことはできない。
そんな中アスタは、メレオレオナ団長が言った言葉からヒントを得て、
“魔女の森”で無意識に発動した力を故意に発動できないかと考える。


 

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