“黒の暴牛”団がアジトとして使っている屋敷の本当の主。他人から少しずつ魔力を分けてもらわなければ生きてゆけないという特異な体質で、近づいた者の魔力を吸い取ってしまう。のんびりした性格の持ち主で、とてもゆっくりしゃべる。住み慣れた屋敷から離れることはできないが、他人からもらった魔力を蓄え、屋敷を自在に変形させたり移動することができる。他人に近づくと大量の魔力を吸い取ってしまうので、密かに“黒の暴牛”団の仲間たちを見守ってきた。そのため長い間、“アジトに住む幽霊”だと勘違いされていた。