下民でありながら魔法騎士団員として戦った亡父と同じく魔法騎士となる道を進む。身分をこえて仲間の団員たちとともに戦うことを誇りとしていた父とは違い、ひねくれ者で誰も信じず、特に貴族や王族を憎んでいるフシがある。“罠魔法”を得意とし、状況に応じて簡単なものから大掛かりなものまで手間を惜しまず仕掛け、巧みに相手を誘いこむ。冷静でズル賢いところがあり、勝つためには味方でさえ利用する。だが観察眼に長け、戦いの最中の状況判断、その前後の分析力に優れる。